iPadの画面が真っ暗になったので対処してみた。
先日、母親が使っているiPadの画面が真っ黒になったまま反応が無かった。まだ、一年ちょっとしか使ってなかったので、壊れたとは思いたくないのだが、、、
これって、ブラックアウト?
画面が真っ暗になって、一時的な制御不能になったと言えば、ブラックアウトと言っても良さそうだが、最も的確な表現ではないようだ。それはさておき、 google:iPad 真っ暗 などで検索してみる。
どうやらApple社のサポートの記事が役に立ちそうだ。
「iOS:反応しない、または電源が入らない」
http://support.apple.com/kb/TS3281?viewlocale=ja_JP
解決方法を簡単にまとめる。
とりあえず、再起動、強制終了、充電
とりあえず真っ暗になった当時、それらしい事は試したのだが何の反応も無い。しばらく充電もしてみたのだが、何の反応もないし、充電器もいつものように温もらず、、、これは、もしかしてと思った。
iPadは画面以外には状態を表示する手段がないので、中身が生きていても判断しにくく、対処もしにくい。Siriを使い慣れた人であれば、画面の不調時に限り、状況を音で判断出来るかもしれないが対処までするのは難しそうだ。
- 再起動
- 電源を切って、電源を入れ直すこと。スリープ/スリープ解除ボタンを、「スライドで電源をオフ」の赤い表示が出るまで数秒ほど押して、赤い表示をスライドして電源を切り、何も表示されなくなったら、再び「スリープ/スリープ解除」ボタンを白いリンゴマークが表示されるまで数秒間押す。
- リセット
- 再起動が出来ない場合に限り行う最終手段。「スリープ/スリープ解除」ボタンと「ホームボタン」を同時に10秒以上押し続ける。
パソコンに接続したら直るものなの?
ちょうどその頃に風邪をひいたため、しばらくiPadは真っ黒な画面のまま放置してあったが、すぐに直らない様を知った母親ががっかりしていたので、駄目でもともとと思ってパソコンにつないでみた。
すると、思いに反して画面に赤いバッテリーアイコンが表示されていたのである。ちょっとした感動ものである。すぐに充電し、あえて何もせずしばらく待った。
その後、なんとなく復旧し、結局のところ原因も対処方法の効果もよく分からなかったというのが本音である。
復旧の後で行った事は?
とにもかくにも動くうちに、データのバックアップである。50代母親のiPadという事で、すごい貴重なデータや大量の連絡先というものはなかったが、孫の写真やら回覧板のコピーやら、ちょっと大事なデータがあったのだ。
もしかしたら、近いうちに本当に壊れてしまう恐れもあったので、iTunesでバックアップをとった後に設定の変更やデータの見直し等を行った。
- パソコンのiTunesでバックアップ(数十分ほど)
- 不要・不用のアプリやデータを削除
- iCloudでの手動バックアップ(数時間ほど)
- 定期的なバックアップの設定(iTunesもしくはiCloudにて)
- 危険な状況を誘発するアプリを削除
- iOS診断(自主的な点検として)
パソコンでのiTunesバックアップは、Windowsでも出来る。iTunesがインストールされていればネット環境は要らないが、パソコンからは電源が配給されないので、フル充電した後にバックアップ作業を行いたい。
アプリやデータが多く容量がいっぱいになると、コンピュータは動作しづらくなってくる。不要なアプリやデータは定期的に消してしまうと良い。iPadのアプリ自体はApple社が配給している間はもう一度ダウンロードして使う事が出来る。また、バックアップする際にも時間を節約出来る。
iCloudでの手動バックアップは、環境のせいか、初回のせいか、とても時間がかかった。通信環境の良い場所で充電しながら行うとよさそうだ。
また、バックアップしてから出荷状態に戻し復元を行うと、Windowsでいうデフラグのような効果があるらしいので、動作が不安定な時は試してみたい。
定期的なバックアップの設定は、コンピュータに疎い母親のために、手間のかからないiCloudでの自動的なバックアップを設定した。無料での容量が5GBしかないが、3.5GBに収まったので良かった。容量が増えてきたら、写真をどうにしたいと思う。
危険な状況を誘発するアプリ、、、というのは、某オンラインゲームなのだが、高得点を狙ってヒートアップすると激しく画面をタップする事態になるので、残念ながら使用禁止にしてみた。笑。
iOS診断は、念のためといった感じで使ってみた。ネット環境と場合によってはメールの送受信が必要。
「iOSデバイスの不具合を自分で診断する」
https://discussionsjapan.apple.com/docs/DOC-1852