先日のセールで Echo Showが安かったので、ついにマイルームに導入してみた。
予算1万円以下でスマートホーム入門といったところだ。
スマートホームとは、大雑把に言うとスマホやスマートスピーカーなどから、
家電や住宅設備などを制御できる住宅の事らしい。
・命令を出す機械(スマートフォン・タブレット端末・スマートスピーカー)
・命令を実行する機械(スマートホーム対応家電、対応部品に接続した家電)
・各種機械を繋ぐネットワーク(無線LAN、有線LAN、赤外線リモコン、ハブ)
命令する機械で「やりたい事」を設定して、ネットワークを介して、
実行する機械を「やりたい事」を操作する感じだ。
温度や音・音声などの条件、一定の時間経過、日時・繰り返し設定
などが出来る。
接続例:
スマートホーム対応家電=無線LAN=スマートスピーカー
家電=スマート家電リモコン(ハブ)=無線LAN=スマートスピーカー
家電=赤外線リモコン装置=スマート家電リモコン(ハブ)=無線LAN=スマートスピーカー
家電=スマートプラグ/スイッチ=無線LAN=スマートスピーカー
※スマートスピーカーはスマホでも代用できる。
<買った物> ※現在5600円+αといった感じ
・Amazon Echo Show5(セールで約2000円)
・ラトックシステム スマート家電リモコン RS-WFIREXU(セールで約2000円)
・オーム(OHM) 照明リモコンスイッチ CRS01W(約1600円)
<既に持っていて、スマートな操作ができるようになった物>
・テレビ(有名メーカーで赤外線リモコン付きなら設定が楽)
・エアコン(同上〃)
・扇風機(同上〃)
・ロボット掃除機(赤外線リモコンのみの低価格モデル)
・古い蛍光灯照明(リモコンのないペンダント型照明器具)
<その他使用した物>
・無線LAN(Wifi環境)(ラトックシステムの場合、設定時に2.4GHz 帯を使用)
・タブレット端末(スマホの代替品として使用。設定用アプリが動作する機種)
・USB充電アダプタやケーブル等。
そもそも、私はしゃべるのもめんどくさいと考えるような性格なので、
当初は「どうせ買っても使わなくなるだろうな」と思っていたものの、
スマートスピーカーのおかげで、リモコンを探さなくても家電を操作
できる点は思った以上に便利だった。
しゃべるのが面倒でも、一つのキーワードで複数の家電を一連の操作が
完了するならば、一言ぐらいしゃべるのも悪くない。
例えば、定型アクションを設定すれば、「アレクサおはよう」の一言だけで、
照明とテレビとエアコンがオンといった事が出来る。
さらに、「アレクサおはよう」さえ言わずに、決まった時間に設定した
動作をするようにも出来る。
その他、家電がリモコンの電波が届きにくい位置にある、リモコンが劣化
してるなどリモコンの効きが悪いとか、暗い場所や手が塞がった状態での
家電の操作に便利だと思う。
逆に(子供が寝ているなどの)声を出せない時は、スマホからも操作はできる。
そもそも、そういった声を出さずに操作する場面しかない場合は、スマート
スピーカーはあってもなくても良い。
ちなみに、古い家電などスマートホームやWifi接続に対応していない場合
でも、スマートホーム対応パーツや赤外線操作できる部品を買い足せば
電源のオンオフぐらいなら出来る。
(私の場合、「古いペンダント型の蛍光灯照明」に
「オーム社のCRS01W」をつける事でスマートホームに組み込んだ。)
ちなみにロボット掃除機は古くはなかったが、対応機種ではなかったので、
リモコンデータを自分で登録して、最低限のスタート/ストップ/ホームは
出来るようになった。
(Anker Eufy RoboVac 11S:2018は、スマート家電リモコンRS-WFIREXU
には、リモコン情報がないため、自分で登録が必要だった。)
上手く使いこなせれば、ただの便利だけでなく、育児・介護・障がい者
などの福祉分野でも活用出来ると思う。まだまだ、導入時の設定や
使い続ける上で必要なメンテナンスには、それなりの知識が必要かと
思うけれど。
memo(2023/1)
・ロボット掃除機が掃除中の時は(置き場所にもよるが)アレクサが音声を聞き取ってくれない。
・アレクサが、例えば「あかり」「明かり」を別の言葉として認識するようで、定型アクションの設定時にはコツが必要な様子。
・RS-WFIREXUは、別々の端末で導入しても、家庭内など同じネットワーク上で接続するとアプリの家電リモコン検索でヒットする。つまり、たとえば同居人が知らない間に同じ機種(?)の家電リモコンを購入して自室で使っていたら、どこで使われているか分からないにしても、増設された家電リモコンの存在が検索結果に表示されるし、設定すると操作も出来る。
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