暇人の雑記帳

暇人おばばかん の なんでもノート。気になった事を調べたり、ちょっとした事をメモしたり、失敗談とか書いてみたり、どこかで誰かの何らかの役に立つ事もあるかもしれない。

ステンレス・キッチンバサミを買ってみた。

f:id:obabakan:20131011145109j:plain
我が家のキッチンバサミが相当ボロボロだったので買い替えてみた。
今まで食卓を影から支えてくれて ありがとう。


さて、以下が買い替えの条件である。

  • ステンレスである
  • 刃の部分が分解出来る
  • 食器洗い乾燥機対応
  • 予算は2000円まで
  • 日本製かドイツ製


分解出来るというのが、最寄のお店にはないのでネット通販するわけだが、調理器具の専門店はたいてい"5000円以上で送料無料"というのが多いので、Amazonで購入する事にした。

(以下は、2013/10の商品情報)


■キッチンスパッター KS-203
価格:¥ 1,936
素材・材質:
 刃部:刃部本体:ステンレス刃物鋼
 柄部丸棒:SUS303ステンレス
 鋲:真鍮


■金鹿工具 みまつ キッチン鋏 リムーブ(取外し)
価格:¥ 1,665
素材・材質:
 刃部:ステンレス鋼(SUS420J2)
 本体:亜鉛ダイカスト/クロムメッキ


今回、迷ったのは「ステンレス」の素材表記だ。
デザインと価格で候補を2つに絞ったが決め手がなく、素材と材質で比べようと思ったのだ。今までは「ステンレス」の5文字だけで納得していたのだが、よく見ると色々な種類やグレードがあるようだ。
結局は、後者は本体(柄部)が亜鉛ダイカストということで、前者を買うことにしたのだが、少しだけステンレスの規格について調べてみた。

 磁性のある鋼種は、主要添加元素がクロム(Cr)のみのもの。記号では、SUS430のように、4百番台の数字がつきます。冶金的には、フェライト系・マルテンサイト系の2種類に分かれます。クロム系ステンレスという場合もあります。フェライト系は、次に記すオーステナイト系のステンレスに比べて一般的に耐食性に劣りますが、SUS材の中では安価なため、用途上問題なければコスト面で採用されることが多いようです。もちろん、磁性の必要な用途の製品には、フェライト系の材料を使うことになります。

 磁性のない鋼種は、主要添加元素がクロム(Cr)とニッケル(Ni)です。記号では、3百番台の数字がつきます。オーステナイト系ステンレスと呼びます。ニッケルが入ることで、耐食・耐熱性が向上します。価格は、上記フェライト系ステンレスより(当たり前ですが)高価です。ニッケル系ステンレスと呼ぶこともあります。厳しい加工や溶接で素材が変質した部分は、磁性を少し帯びたり腐食しやすくなります。

ステンレス解説・入門編


つまり、3百番台の数字がついたステンレスの方が4百番台の数字がついたステンレスよりも、高価で高機能という見方が出来る。かもしれない。

私はその手の専門家ではないので詳しい事までは理解できなかったが、ステンレスも奥が深いと思った。


google:ステンレス sus 規格

google:ステンレス sus 違い

google:ステンレス刃物鋼


ステンレスソープ 09-3943

ステンレスソープ 09-3943





.